スルガ銀行 不正の構図

金融業界がひっくり返ったスルガ銀「反社との関係」

編集部
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記者会見中に唇を噛みしめるスルガ銀行の有国三知男社長=2018年10月5日、梅村直承撮影
記者会見中に唇を噛みしめるスルガ銀行の有国三知男社長=2018年10月5日、梅村直承撮影

金融庁の業務停止命令(3)

 シェアハウス向けの不正融資をめぐり、スルガ銀行に対して金融庁が出した行政命令の中身を見た銀行業界に、衝撃が走った。スルガ銀行と反社会勢力、すなわち暴力団関係者との取引が多数あったことが金融庁から指摘されたからだ。

有国社長「取り組みが甘かった」

 今回の行政命令の中身を見てみよう。まず金融庁が指摘したのは、「反社会的勢力との取引の管理体制の不備」だ。スルガ銀行の場合、客が暴力団関係者だと判明しても、預金口座を開設した事例や、カードローンの残高が増えている事例が多数あった。

 また、暴力団関係者だと分かった客との取引を解消する取り組みを十分行っておらず、暴力団に関係する企業…

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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