マンション・住宅最前線

消費増税のマンション「駆け込み需要」は短期決戦?

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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 これまで延期を繰り返してきた消費税の税率アップだが、いよいよ8%から10%に上がることが現実味を帯びてきた。

19年3月31日までに購入契約なら8%に

 本当に上がる、となると、住宅のように金額の大きな商品は影響が大きい。そこで、消費税が上がる度に起きていたのが「駆け込み需要」だ。

 駆け込み需要とは、消費税が上がる前に住宅を買っておこう、リフォーム工事などを行おうという動きのことを指す。住宅の駆け込み需要は、消費税が上がるかなり前から起きるのは当たり前だった。というのも、住宅の消費税率は、契約時ではなく、引き渡し時点のものが適用されるからだ。

 日本のマンションは“青田売り”される。建物ができあがる1年前とか、2年前に販売が行われ、早めに売買…

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。