スキル・キャリアキャリアを築くヒント

「私の指導は的確か」部下に判断を任せた上司の本意

細川義洋 / ITコンサルタント

 「ブラック企業」という言葉が広まっています。心身の健康を害する重労働、耐え難い暴力や言葉による攻撃、人間の尊厳をおとしめるハラスメント行為が日常的に行われている企業を指します。そうした企業は、社員の教育や指導のためにやっていると言うことが多いのですが、許されることではありません。

 ただ、教育や指導の中にも厳しい内容のものがあるのも事実です。「教育や指導」と「ブラックな状況」は、線引きが難しい場面もあります。今回は、ブラックな状況と教育との区別を伝えながら、部下指導をしているある管理職の実践を紹介します。

この記事は有料記事です。

残り1155文字(全文1410文字)

細川義洋

細川義洋

ITコンサルタント

1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。

イチ押しコラム

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」は慰霊碑であるとともに現代アートのマスターピースでもある(写真は筆者撮影)

ベルリンで藻谷氏が見た「ナチスの忌まわしい記憶」

 ◇ドイツ・ベルリン編(2) 28年ぶりに訪れたベルリンは、ドイツの首都らしく堂々とした、しかしどこか人影が少なく人工的な雰囲気の…

職場のトラブルどう防ぐ?
 

「有休取らない社員」年5日取得義務化でどう変わる

 A夫さん(46)は、社員数約50人のソフトウエア開発会社の経営者です。3年ほど前から社員の働き方を見直したり、年次有給休暇の取得…

知ってトクするモバイルライフ
「分離プラン」は進むか。iPhoneのような高額スマホは苦戦する可能性も

「スマホ端末と通信料を分離」政府方針に大手3社は?

 総務省は11月26日に有識者会議を開き、通信事業者に対して「分離プラン」を義務付ける緊急提言案を発表した。政府の規制改革推進会議…

ニッポン金融ウラの裏

支店の自主性を配慮する銀行の「ノルマ脱却」は本物か

 メガバンクが営業拠点に設定する収益目標制度を見直している。本部が計画した収益目標に基づいて、数多い商品ごとに細かく数値目標を設定…

メディア万華鏡
「伝統と創造の会」総会に臨む稲田朋美氏=衆院第2議員会館で2017年12月11日、川田雅浩撮影

本当の敵は誰なのか?「名誉男性」批判へのモヤモヤ感

 「稲田朋美って『名誉男性』なんだって。分かる」というメールが友人から届いて以来、モヤモヤが続いている。 ◇稲田朋美氏に続き杉田水…