キャリアを築くヒント

「私の指導は的確か」部下に判断を任せた上司の本意

細川義洋・ITコンサルタント
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 「ブラック企業」という言葉が広まっています。心身の健康を害する重労働、耐え難い暴力や言葉による攻撃、人間の尊厳をおとしめるハラスメント行為が日常的に行われている企業を指します。そうした企業は、社員の教育や指導のためにやっていると言うことが多いのですが、許されることではありません。

 ただ、教育や指導の中にも厳しい内容のものがあるのも事実です。「教育や指導」と「ブラックな状況」は、線引きが難しい場面もあります。今回は、ブラックな状況と教育との区別を伝えながら、部下指導をしているある管理職の実践を紹介します。

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細川義洋

ITコンサルタント

1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。