メディア万華鏡

「発信する皇后」美智子さまが平成にもたらしたもの

山田道子・毎日新聞紙面審査委員
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第38回全国豊かな海づくり大会の放流会場で、笑顔で拍手をされる天皇、皇后両陛下=高知県土佐市の宇佐しおかぜ公園で2018年10月28日、加古信志撮影
第38回全国豊かな海づくり大会の放流会場で、笑顔で拍手をされる天皇、皇后両陛下=高知県土佐市の宇佐しおかぜ公園で2018年10月28日、加古信志撮影

 「既視感、もう飽きた」--。皇后さまが10月20日、84歳の誕生日を迎えられた。天皇陛下の退位まで半年。皇后として最後の誕生日ということで新聞各紙は企画記事を連載したが、退位決定で「国民に寄り添う陛下と美智子さま」を振り返る報道が増えていたため、そんな印象を抱いた。

 毎日新聞は「象徴として 第3部美智子さまの歩み」を17~19日の朝刊に連載。被災者に寄り添い、積極的に社会と関わり、国民の共感を呼ぶ発言をするを美智子さまを描いた。

 読売新聞は「平成の天皇 皇后さま」。14日から5回にわたり、天皇陛下との二人三脚で公務をこなし、陛…

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山田道子

毎日新聞紙面審査委員

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞入社。浦和支局(現さいたま支局)を経て社会部、政治部、川崎支局長など。2008年に総合週刊誌では日本で一番歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長を経て15年5月から現職。