キャリアセンター ここだけの話!?

就活ルール当面維持 次の焦点は「インターン」の役割

都内・某共学大進路指導担当
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 政府は、大学生の就職活動に関して、関係省庁、経団連、大学が参加した会議を10月29日に開き、現行の採用・選考ルールを2021年春入社予定の学生(現2年生)についても維持することを決めた。併せて、22年春卒予定者(現1年生)以降も「当面は」現在の日程を維持する方向を打ち出した。

 その内容は、新聞やテレビで大きく取り上げられたが、私たち大学の就活支援担当者がこの問題に関して注目したのは次の2点である。

 一つは、ある全国紙が、経団連加盟の主要企業に「2021年4月入社の採用日程」についてアンケートを実施したところ、一部の企業は「政府の要請を順守する」「現行通りを予定」と答えたものの、多くの企業が「未定」と答えたことだ。

 アンケートでは「インターンシップ実施の有無」や「採用とインターンシップの日程をいつごろ決めるか」という質問も盛り込まれたが、「未定」「検討中」と答えたところが目立った。つまり、政府の方針は打ち出されたが、経団連の主要企業は「様子見」を決め込んだといえる。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。