職場のトラブルどう防ぐ?

「ネトゲにはまって遅刻がち」若手社員をどう扱うか?

井寄奈美・特定社会保険労務士
  • 文字
  • 印刷

 A夫さん(46)は、社員数約80人の機械部品製造卸会社で品質管理部の責任者をしています。入社3年目の部下、B輔さん(23)の勤怠状況が悪く悩んでいます。

 会社は就業時間が午前8時半~午後5時半で、土日祝は休日です。品質管理部は休日出勤がほとんどなく、残業は月10~15時間程度です。座ってできる業務が多く、体に大きな負担がかかる仕事はありません。

 しかし、3年前に新入社員として部署に配属された一番若手のB輔さんはいつも顔色が悪く生気がありません。身なりも整っておらず始業時間ギリギリに出勤します。昼休みはスマホを触りながら、コンビニのおにぎりなどを自席で食べ、午後の業務まで机で寝ています。ただ終業前には机の上を手際よく片付け、終業後すぐに帰宅します。

この記事は有料記事です。

残り1805文字(全文2133文字)

井寄奈美

特定社会保険労務士

大阪市出身。2015年、関西大学大学院法学研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学大学院法学研究科博士後期課程在籍中(専攻:労働法)。01年、社会保険労務士資格を取得。会計事務所勤務などを経て06年4月独立開業。井寄事務所(大阪市中央区)代表。著書に『トラブルにならない 小さな会社の女性社員を雇うルール』(日本実業出版社)など。http://www.sr-iyori.com/