人生100年時代のライフ&マネー

「貯蓄から投資へ」つみたてNISAで若者層が動いた

渡辺精一・経済プレミア編集部
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 「貯蓄から投資へ」という政府の長年の掛け声もむなしく、日本の個人マネーは半分が現預金にとどまり、なかなか投資に向かわない。だが、今年スタートした積み立て型の少額投資非課税制度「つみたてNISA」で地合いに変化もみえてきた。若い世代が投資に乗り出すなどこれまでにない動きがある。個人が投資に取り組める環境が整ってきたことも追い風だ。

 日本の個人金融資産1848兆円のうち53%は現預金が占め、保険・年金などが29%、株式・投資信託は15%にすぎない。株式・投信が48%の米国、29%の欧州とは差がある。

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渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。