
「HARUMI FLAG(ハルミ・フラッグ)」の概要が10月31日発表された。「HARUMI FLAG」とは、東京・晴海に建設される2020年東京五輪・パラリンピックの選手村を中心にした大規模開発プロジェクト。そのなかには、大会後に改修して一般に分譲されるマンションも含まれる。
85平方メートル台の住戸が最多
今回発表された内容は多い。
分譲される住戸は4145戸で、60平方メートル台から150平方メートル台までを用意。最も数が多い住戸は85平方メートル台となり、220戸が供給されることになっている。23区内では、70平方メートル前後の3LDKが多くなっている現在、かなり広い住戸となる。
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櫻井幸雄
住宅ジャーナリスト
1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。
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