スルガ銀行 不正の構図

スルガ銀行被害者を食い物にした「救済支援室」の実態

編集部
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「スルガ銀行・スマートデイズ被害者同盟」の抗議デモ=2018年10月22日、今沢真撮影
「スルガ銀行・スマートデイズ被害者同盟」の抗議デモ=2018年10月22日、今沢真撮影

被害者同盟(5)

 「スルガ銀行・スマートデイズ被害者同盟」代表の会社員、Jさんには思い出すたびに怒りを覚える出来事がある。1億9000万円で購入したシェアハウスで大きな損を抱えたことに気付き、頭の中が真っ白になっていた昨年11月。弱みにつけ込まれ、さらに金をかすめ取られそうになったことだ。

 当時、情報を得ようと必死にネットを見ていた。「スマートデイズ被害者救済支援室」というサイトが検索でひっかかった。サイトには、「かぼちゃの馬車等の投資用・収益物件を購入したものの、未建築や賃料の減額問題が発生……」「被害者救済のため、支援室を立ち上げた」などと書かれていた。

 半信半疑だった。でも、「S銀行との返済条件見直しなど、オーナー様とともに解決する」と、かなり事情を…

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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