スルガ銀行 不正の構図

スルガ銀は創業家・岡野一族の影響力を排除できるか

編集部
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スルガ銀行の岡野光喜会長(※肩書きは当時)=2016年6月23日、石川宏撮影
スルガ銀行の岡野光喜会長(※肩書きは当時)=2016年6月23日、石川宏撮影

35億円の提訴(2)

 スルガ銀行は11月12日、岡野光喜前会長ら旧経営陣に対し、不正融資の損害の一部として35億円の支払いを求める訴訟を起こした。金融庁からは創業家、岡野一族のファミリー企業への不適切な融資の解明と是正を求められている。訴訟を機に、創業家の影響力を排除できるのか。

 スルガ銀行が同14日に発表した2018年4~9月期決算では、3月末時点で488億円の残高がある岡野家ファミリー企業向け融資の焦げ付きに備え、貸し倒れ引当金134億円を計上したことを明らかにした。

 決算会見の席上、有国三知男社長は「ファミリー企業向け融資はできるだけ早く回収する」と述べた後、「(…

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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