くらし人生に必要な「おカネの設計」

45歳独身女性「1000万円変額保険」を勧められて…

岩城みずほ / ファイナンシャルプランナー

 ファイナンシャルプランナー(FP)である私のところには、たくさんの人たちがお金の相談で訪ねて来ます。これまで人生に必要なお金の設計に関する五つのステップを見てきました。ここからは、実際の相談事例から具体的な資産形成の方法について考えていきます。

無料セミナーで高額保険

 今回は、会社員で独身のA子さん(45)のケースです。A子さんは、ある無料のマネーセミナーに参加したところ、会場に待機していたFPの個別相談を受け、そこである金融商品を勧められました。会場ではFPの話に納得できる部分があったものの、帰宅して冷静になると迷ってしまったそうです。そこで、私のところに相談に来ました。

 勧められたのは、保険料1000万円の米ドル建て一時払いの変額終身保険でした。このFPはA子さんに「…

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岩城みずほ

岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスベネフィット代表。NHK松山放送局を経て、フリーアナウンサーとして14年活動。その後セミナー講師、生命保険会社を経て2009年に独立。個人相談のほか、貯めると増やすの車座の会「C(貯蓄)リーグ」、良質なマネーの勉強会「サムライズ」主催。著書に「人生にお金はいくら必要か」(山崎元氏と共著・東洋経済新報社)などがある。

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