カリスマ転落

ゴーン前会長を追い詰めた“三つの内部告発”のナゾ

編集部
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日産本社=2018年9月26日、今沢真撮影
日産本社=2018年9月26日、今沢真撮影

権力闘争(上)

 この1年余り、検査不正をはじめ日産自動車を巡るさまざまな動きがあり、いずれも発端は「内部告発」だった。カルロス・ゴーン前会長(64)の逮捕劇もまた内部告発が引き金であり、すべてが「ゴーン追い落とし」の方向に作用した。カリスマを追い詰めた“三つの内部告発のナゾ”を追う。

 ゴーン容疑者が逮捕された11月19日夜。「ゴーン会長逮捕へ」が報じられてからわずか2時間後の午後7時、日産は「当社代表取締役会長らによる重大な不正行為について」と題する資料を公表した。次のように書かれていた。

 「内部通報を受けて、数カ月間にわたりゴーン会長とグレッグ・ケリー代表取締役をめぐる不正行為について…

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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