メディア万華鏡

秋篠宮さま発言「聞く耳持たなかった」宮内庁の失態

山田道子・毎日新聞紙面審査委員
  • 文字
  • 印刷
53歳の誕生日を前に記者会見をされる秋篠宮さまと紀子さま=東京都港区の秋篠宮邸で2018年11月22日、代表撮影
53歳の誕生日を前に記者会見をされる秋篠宮さまと紀子さま=東京都港区の秋篠宮邸で2018年11月22日、代表撮影

 秋篠宮さまの53歳の誕生日を前にした記者会見。報道は見事に分かれた。11月30日の各紙朝刊は「大嘗祭(だいじょうさい)は宗教色が強いので内廷会計(皇室の私的活動費)で行うべきだ」という発言を1面で取り上げた。

議論分かれる挙に出た真意は

 一方、週刊誌やテレビのワイドショーは、長女の眞子さま(27)と小室圭さん(27)の結婚延期について「多くの人が納得し、喜んでくれる状況にならなければ納采の儀は行えない」「小室さん側が相応の対応をすべきだ」と初めて公の場で語られたことにフォーカスした。

 秋篠宮さまの大嘗祭発言は「社会の注目を集めた皇族の言動」レベルではなく、多くの新聞が「政治的発言」…

この記事は有料記事です。

残り1357文字(全文1651文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

山田道子

毎日新聞紙面審査委員

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞入社。浦和支局(現さいたま支局)を経て社会部、政治部、川崎支局長など。2008年に総合週刊誌では日本で一番歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長を経て15年5月から現職。