ニッポン金融ウラの裏

外国人労働者に立ちふさがる「銀行口座開設」の問題点

浪川攻・金融ジャーナリスト
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 外国人に日本でより広く働いてもらうための改正出入国管理法が成立した。ただ、日本で働く外国人にとって、銀行口座開設、自国への送金が高いハードルになっている。この実情については、9月25日の本欄で取り上げたが、再度この問題を考えてみたい。

 改正出入国管理法を巡っては、日本の中で外国人を受け入れる態勢が整備されておらず、さまざまな問題があることが国会でも論戦となった。だが最近、東南アジア諸国を訪れて、技能実習生などが来日するまでの状況を調べてみると、若者を送り出す国の事情も、日本で銀行口座の開設を阻む要因に関係しているということであった。

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浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。