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入管法改正「選ばれる国に」という虫の良すぎる論理

位川一郎・毎日新聞紙面審査委員
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参院法務委員会の入管法改正案採決で横山信一委員長(中央)に詰め寄る議員ら=国会内で2018年12月8日、渡部直樹撮影
参院法務委員会の入管法改正案採決で横山信一委員長(中央)に詰め寄る議員ら=国会内で2018年12月8日、渡部直樹撮影

 外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管法が12月8日に成立しました。「中身がすかすか」との批判を無視するかのように、政府・与党が審議を急いだ結果でした。外国人就労をめぐる論議を改めて振り返ると、「選ばれる国に」という言い回しが登場したことがとても気になります。一見まっとうなこの発想こそが大きな間違いではなかったか、と思えるのです。

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位川一郎

毎日新聞紙面審査委員

 1957年広島県生まれ。東京大経卒。81年埼玉新聞社入社。88年毎日新聞社入社。水戸支局、経済部、総合メディア事業局、地方部などを経て、2004~10年経済部編集委員。国土交通省、農水省、総務省などを担当し、ライブドア騒動、米国産牛肉の輸入再開、公共事業問題などを取材。13年から現職。