職場のトラブルどう防ぐ?

外食店正社員「未消化16日」振り替え休日はどうなる?

井寄奈美・特定社会保険労務士
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 A美さん(20)は、ある外食店チェーンで店舗勤務の正社員として働いています。入社時の勤務条件に「休日は月8日」とありましたが、アルバイトの急な欠勤などで、入社して2年間で月8日の休みを取れたのは数回しかありません。振り替え休日がたまるばかりで消化できず、困っています。

人手不足で休日を翌月に振り替え

 A美さんは高校卒業後、今の会社に就職しました。1カ月の研修後に配属された店舗は定休日がなく、店長と正社員3人、アルバイト・パート5~7人が働いていました。社員はそれぞれいずれかの平日を固定で休み、残りの休日はバイトのシフトと調整して月ごとに決める仕組みです。新人のA美さんは毎週木曜日が休日となり、残りは他の社員の休日と重ならないように休むことになりました。

 最初の2カ月はシフト通りに休めました。しかし7月になるとアルバイトの大学生は定期試験があり、休む人…

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井寄奈美

特定社会保険労務士

大阪市出身。2015年、関西大学大学院法学研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学大学院法学研究科博士後期課程在籍中(専攻:労働法)。01年、社会保険労務士資格を取得。会計事務所勤務などを経て06年4月独立開業。井寄事務所(大阪市中央区)代表。著書に『トラブルにならない 小さな会社の女性社員を雇うルール』(日本実業出版社)など。http://www.sr-iyori.com/