2018年に韓国・平昌で開催された冬季五輪・パラリンピックではカーリングが注目を集めた。特に競技中のハーフタイムにおやつを食べる「もぐもぐタイム」が話題となった。男子チームが食べていたもので注目されたのが一口大の小ぶりようかん。「虎屋(とらや)」の小形ようかんだった。
虎屋のようかんといえば日本を代表する和菓子だ。「夜の梅」が有名だが、はちみつや紅茶の入ったセットもある。登山者が栄養補給用の「携行食」とすることも多いという。
この記事は有料記事です。
残り1388文字(全文1603文字)
投稿にはログインが必要です。
森岡浩
姓氏研究家
1961年、高知県生まれ。早稲田大学在学中に独学で姓氏研究を始める。文献調査やフィールドワーク、統計を用いた実証的手法を用いる。2017年4月からNHK「人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!」に出演。著書、多数。