マンション・住宅最前線

横浜で実感「200戸超マンション」が特別である理由

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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 マンションは総戸数が200戸を超えると、慣例的に「大規模」と呼ばれている。なぜ200戸以上を大規模と呼ぶのか。私が納得できる理由が分かったのは、昨年の暮れ。横浜市内の「シティテラス横濱(よこはま)サウス ザ・ガーデン」(住友不動産)で、完成間近の建物を見たときだった。

京急戸部駅5分の「294戸」

 同マンションは、京急電鉄の戸部駅から徒歩5分に建設され、総戸数294戸の「大規模」。それも、超高層ではなく、約1万4000平方メートルの敷地に10階建て5棟が建つ、横に広い大規模だ。といっても、私の土地勘では、戸部駅周辺でそのようなマンションが誕生することは想像できなかった。

 建設地周辺には、横浜で有名な藤棚地区商店街連合会があり、庶民的な印象の場所。横浜駅が所在する横浜市…

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。