メディア万華鏡

西武そごう広告とSPA!「残念なメディア」の共通項

山田道子・元サンデー毎日編集長
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西武・そごうのサイトに公開された広告動画
西武・そごうのサイトに公開された広告動画

 昨年の新語・流行語のトップ10に、性暴力を告発する「#MeToo」が入って喜んでいたら、新年早々、メディアと女性をめぐるがっかりな話題がかけめぐった。

ネットでは賛否

 元旦、毎日新聞以外の新聞も買ってきて読む。日本経済新聞をくっていてぎょっとした。女性が顔面にパイ投げをくらい、白いクリームがべっとり飛び散っている。そんな写真が全面を占める西武・そごうの広告。気分が悪くなった。

 メインのコピーは「女の時代、なんていらない?」。「女だから、強要される。女だから、無視される。女だから、減点される。女であることの生きづらさが報道され、そのたびに、『女の時代』は遠ざかる」ともある。

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山田道子

元サンデー毎日編集長

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞社入社。社会部、政治部、川崎支局長などを経て、2008年に総合週刊誌では日本で最も歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長、紙面審査委員。19年9月退社。