メディア万華鏡

「傍観者」やめた女性たち 日本に広がる#MeToo

山田道子・元サンデー毎日編集長
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扶桑社の男性誌「週刊SPA!」の編集部を訪れた国際基督教大4年の山本和奈さん(右から2人目)ら=東京都港区の同社前で2019年1月14日午後7時16分、大村健一撮影
扶桑社の男性誌「週刊SPA!」の編集部を訪れた国際基督教大4年の山本和奈さん(右から2人目)ら=東京都港区の同社前で2019年1月14日午後7時16分、大村健一撮影

  「少し前ならOKだったが、今はダメになった」。「週刊SPA!」2018年12月25日号(同18日発売)が「ヤレる女子大学生RANKING」という記事を大学名入りで掲載、謝罪に追い込まれたことをめぐり、テレビで男性コメンテーターがこぼしていた。同感の男性は多いだろう。でも違う。少し前でも、ずっと前でもOKではなくてダメだったのに言い出せなかった。言っても無視された。その意味で今、大きく変わりつつあると感じている。

 ジャーナリストの伊藤詩織さん、テレビ朝日の女性記者。性的被害の当事者が社会に向けて告発し始めたのに続き、「傍観者」であることをやめる流れが生まれている。

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山田道子

元サンデー毎日編集長

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞社入社。社会部、政治部、川崎支局長などを経て、2008年に総合週刊誌では日本で最も歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長、紙面審査委員。19年9月退社。