人生に必要な「おカネの設計」

夫が収入を管理する家庭に潜む「妻がザル家計」のワナ

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
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 パート勤務で中学1年生と小学5年生の2人の子供がいるA美さん(43)は、会社員の夫、B男さん(44)から月15万円の生活費を渡されています。B男さんの収入がいくらで、残りのお金をどう使っているのかは知りません。貯蓄については、B男さんが「財形貯蓄をしている」と言うので安心しています。

 今回は「夫が収入を管理し、その中から“生活費”として毎月一定額を妻に渡すタイプ」の家計の問題点を見てみます。このタイプは、妻が夫の収入額を知らず、夫も妻に渡した生活費がどうなっているかを知らない「ブラックボックス家計」が多いようです。

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岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスベネフィット代表。NHK松山放送局を経て、フリーアナウンサーとして14年活動。その後会社員を経て2009年に独立。個人相談のほか、貯めると増やすの車座の会「C(貯蓄)リーグ」、良質なマネーの勉強会「サムライズ」主催。著書に「『保険でお金を増やす』はリスクがいっぱい」(日本経済新聞出版社)、「腹黒くないFPが教えるお金お授業」(三笠書房)などがある。