藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」

南アを車で爆走して気づいた旧黒人居住区の“階層”

藻谷浩介・地域エコノミスト
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キャンデブー国立公園にいた野生のダチョウの群れ(写真は筆者撮影)
キャンデブー国立公園にいた野生のダチョウの群れ(写真は筆者撮影)

南アフリカ編(5)

 アフリカ大陸最南端・アグラス岬から北東方向の内陸へと、600キロ近くを7時間半で疾走し、グラーフライネの町に着いた筆者と長男。オランダ系白人(ボーア人)の建設した瀟洒(しょうしゃ)な街並みの中にある、昔の豪商の邸宅を改装したB&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)でしばしくつろぐ。この宿のマネジャーは、キリッとした若い黒人女性だった。

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藻谷浩介

地域エコノミスト

1964年山口県生まれ。平成大合併前の約3200市町村のすべて、海外105カ国を私費で訪問し、地域特性を多面的に把握する。2000年ごろから地域振興や人口問題に関して精力的に研究、執筆、講演を行う。著書に「デフレの正体」「里山資本主義」ほか多数。国内の鉄道(鉄軌道)全線を完乗した鉄道マニアでもある。