サイバー攻撃の脅威

英航空の顧客情報で13億円 ハッカー集団“荒稼ぎ”

松原実穂子・NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト
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 英大手航空会社のブリティッシュ・エアウェイズは2018年9月、ウェブサイトとアプリがサイバー攻撃を受け、38万人の顧客の個人情報が盗まれたと発表した。情報が盗まれたのは、8月21日から9月5日である。同社はこの期間に便の予約または予約変更をした顧客に対し、銀行やクレジットカード会社に連絡を取るよう促した。

 同社のアレックス・クルーズ最高経営責任者は、「非常に高度な」サイバー攻撃だったと英BBCに対して述べている。盗まれた個人情報は、顧客の名前、住所、メールアドレス、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティーコードである。パスポート情報は含まれていない。

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松原実穂子

NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト

早稲田大学卒業後、防衛省で9年間勤務。フルブライト奨学金により米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院で修士号取得。その後、米シンクタンク、パシフィックフォーラムCSIS(現パシフィックフォーラム)研究員などを経て現職。国内外で政府、シンクタンクとの意見交換やブログ、カンファレンスを通じた情報発信と提言に取り組む。