藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」

ヨハネスブルク「絶対に歩いてはいけない」地区を縦断

藻谷浩介・地域エコノミスト
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国道4号沿いのサービスエリア「Alzu」はサイ、カバ、インパラなどが放し飼いにされている人気スポット(写真は筆者撮影)
国道4号沿いのサービスエリア「Alzu」はサイ、カバ、インパラなどが放し飼いにされている人気スポット(写真は筆者撮影)

南アフリカ編(7)

 レソト王国入国に失敗したにもかかわらず、懲りもせず今度は、エスワティニ(旧スワジランド)の国境近くまで走ってきた。一軒家の農場B&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)に泊まった翌日は、この国でのドライブの最終日だが、まだいろいろやることが残っている。

腐敗した警官に因縁をつけられる

 子羊や子牛と遊んだ後、10時前にB&Bを出発する。この農場の周囲には、南アフリカの内陸部には珍しく針葉樹林が広がっているが、宿で「これは昔は草地だったところに新たに植林したのだ」と聞いた。

 国道17号に戻る未舗装路で、毛が白く顔の黒いサルの群れに遭遇。その先ではヤマネコが道を横切った。

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藻谷浩介

地域エコノミスト

1964年山口県生まれ。平成大合併前の約3200市町村のすべて、海外105カ国を私費で訪問し、地域特性を多面的に把握する。2000年ごろから地域振興や人口問題に関して精力的に研究、執筆、講演を行う。著書に「デフレの正体」「里山資本主義」ほか多数。国内の鉄道(鉄軌道)全線を完乗した鉄道マニアでもある。