スルガ銀行 不正の構図

社外役員が自発的に動かないと「不正情報」は入らない

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スルガ銀行東京支店前で抗議デモをするシェアハウス購入者ら=2018年10月22日、今沢真撮影
スルガ銀行東京支店前で抗議デモをするシェアハウス購入者ら=2018年10月22日、今沢真撮影

スルガ銀第三者委・中村直人弁護士に聞く(3)

 スルガ銀行だけでなく、自動車メーカーなど製造業の不正が相次いで発覚し、不正を見つける仕組みをどう構築するかが企業の課題となっている。スルガ銀行の第三者委員会の委員長を務めた中村直人弁護士に実情を聞いた。【聞き手、今沢真・経済プレミア編集長】

 ――スルガ銀行の不正は幹部や行員の多数が関わっていたため、心理的なハードルが下がったというお話がありました。それは日本的な「空気を読む」とか「横並び意識」といった企業風土と関係しているでしょうか。

 ◆中村直人弁護士 関係あると思います。「組織の心理学」と言いますが、1人でいるときに「いいことか悪…

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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