藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」

南ア首都プレトリアで思い知る「マンデラの偉大さ」

藻谷浩介・地域エコノミスト
  • 文字
  • 印刷
首都プレトリアを見下ろす丘の上に立つネルソン・マンデラの銅像(写真は筆者撮影)
首都プレトリアを見下ろす丘の上に立つネルソン・マンデラの銅像(写真は筆者撮影)

南アフリカ編(8)

 総走行距離2800キロ。ひたすら車を疾走させる5日間が終わり、筆者と長男は無事、ヨハネスブルク東郊外にある、O・R・タンボ空港まで戻ってきた。レンタカーの返却場所は、空港前の立体駐車場の中にあった。降りて確認して初めて気づいたのだが、前面バンパーが破損し、外れかけている。路上に落ちていた速度制限標識をひっかけた際に、ついた傷だろう。しかし幸い、フルカバーの保険を掛けていたため、おとがめはなかった。

この記事は有料記事です。

残り3145文字(全文3355文字)

藻谷浩介

地域エコノミスト

1964年山口県生まれ。平成大合併前の約3200市町村のすべて、海外105カ国を私費で訪問し、地域特性を多面的に把握する。2000年ごろから地域振興や人口問題に関して精力的に研究、執筆、講演を行う。著書に「デフレの正体」「里山資本主義」ほか多数。国内の鉄道(鉄軌道)全線を完乗した鉄道マニアでもある。