地域活性化の挑戦者たち

武家の伝統「仙台箪笥」を現代に生かす家具店の奮闘

櫻田弘文・クエストリー代表取締役
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仙台藩の武士が刀や袴を収める生活財として使っていた仙台箪笥=仙台箪笥協同組合提供
仙台藩の武士が刀や袴を収める生活財として使っていた仙台箪笥=仙台箪笥協同組合提供

 JR仙台駅から北西に徒歩10分ほどのところにあるユノメ家具百貨店本店4階の一部には、2015年に国の伝統的工芸品の指定を受けた仙台箪笥(たんす)とその関連商品を展示・販売する「仙台箪笥歴史工芸館」がある。豪華な飾り鉄金具で堅牢(けんろう)に仕上げるのが特徴の仙台箪笥の伝統と価値を伝え、次世代の職人へ技術を引き継ぐため、湯目(ゆのめ)家具百貨店専務で仙台箪笥協同組合事務局長の湯目吏吉也(りきや)さん(41)らを中心に積極的な情報発信などに取り組んでいる。

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櫻田弘文

クエストリー代表取締役

1955年山梨県生まれ。日本大学卒業後、78年に販売促進の企画・制作会社に入社。2001年、クエストリーを設立して独立。中小企業経営者向けの「クエストリー・ブランディングクラブ」を主宰する他、数多くの専門店や飲食店のブランディングを実践的に指導している。