キャリアを築くヒント

多忙な人が「頭を空っぽにする時間」を大切にする理由

細川義洋・ITコンサルタント
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 3月に入り、年度末が近づいてきました。多くの企業が決算期を迎えます。ビジネスマンもこの時期、さまざまな仕事に区切りをつけるケースがあるでしょう。区切りをつける際に大切なのは、頭を空っぽにする時間を持つことです。

 私がIT企業で営業をしていたころの部長は、毎年4月第1週の平日に2日程度の休暇を取っていました。「すぐにゴールデンウイークですが?」と聞くと、「その時期は家族と過ごす。本当に一人で頭を空っぽにして切り替えるには、仕事がひと段落する4月初旬に1泊2日で一人旅するのがいい」と言っていました。

 部長は自分を客観的に見つめ直し、抱えている問題や将来のことを考えるために、スッキリした頭で冷静に判…

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細川義洋

ITコンサルタント

1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。