シニア市場の正体

「熟年離婚」で読み解くシニア夫婦が円満に過ごすコツ

梅津順江・株式会社ハルメク 生きかた上手研究所所長
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 「熟年離婚」という言葉は2000年代初頭から広まり始め、05年には同名のテレビドラマが放映されたことで話題になりました。熟年離婚は、長年連れ添った夫婦がさまざまな原因で離婚することを指します。話題になったことで「熟年離婚をしても後ろめたくない」というムードが広がりました。

 また、07年の「年金制度の改正」も熟年離婚を後押しする形になりました。それまで専業主婦がもらえるのは満額で月約6万5000円の国民年金だけでした。改正後は離婚時に専業主婦でも、夫が婚姻期間中に積み立てた厚生年金を分割して受け取れるようになっています。

 「子供の独立」「夫の定年」を機に夫婦関係の節目が訪れます。熟年離婚は、妻側から切り出すケースが多い…

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梅津順江

株式会社ハルメク 生きかた上手研究所所長

大阪府生まれ。杏林大学社会心理学部卒業後、ジュジュ化粧品(現・小林製薬)入社。ジャパン・マーケティング・エージェンシーを経て、2016年3月から現職。主に50歳以上のシニア女性を対象にインタビューや取材、ワークショップを行っている。著書に、「この1冊ですべてわかる 心理マーケティングの基本」(日本実業出版社)などがある。