マンション・住宅最前線

バブル崩壊と違う「マンション契約率」27年ぶり低水準

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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 私がこの連載を書き始めたのは、2015年6月。「経済プレミア」の立ち上がりから記事を書かせていただいている。

予想通りに起きた「マンション価格上昇」

 第1回のテーマは、「『売り残しマンション』は変形バブルの兆しだ」。

 今からみれば、15年はまだ新築マンション分譲価格が安かった時期。しかし、その当時「マンション価格が上がり始めた」ことは驚きを持ってとらえられていた。その後に価格上昇が本格化することなど、多くの人は予測できなかった。マンション暴落論が出始めたのも、この頃からだ。

 しかし、暴落など起きなかったのはご存じのとおり。第1回の記事では、この後もマンション価格は上がり続…

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。