カリスマ転落

ゴーン前会長が「3月6日」に保釈された重大な意味

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日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告=2016年5月12日、徳野仁子撮影
日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告=2016年5月12日、徳野仁子撮影

ゴーン前会長の保釈(1)

 日産自動車のカルロス・ゴーン前会長が3月6日、逮捕から108日の勾留をへて保釈された。この時期に勾留を解かれたことは、前会長を解任した日産自動車の現経営陣にとって重大な意味を持つ。ゴーン前会長は今も日産の取締役だからだ。

 日産は4月8日に臨時株主総会を開き、ゴーン前会長の取締役職を解任する予定だが、それまでは自ら辞任しない限り取締役であることに変わりはない。このため日産の取締役会に出席する権利がある。取締役会の場で西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)と対決することは、論理上は可能だ。

 ただし、ゴーン前会長の取締役会出席には、いくつかのハードルがある。まず東京地裁の許可が必要になる。…

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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