
世界各国の株価は2018年末あたりをボトムにして、2019年1~3月にかけて急反発している。特に上昇が著しいのは上海総合指数である。年初の安値(2440ポイント=取引中の安値)から約25%も上昇している。日経平均株価の半値戻しに比べて2倍のペースである。
3月5日に開幕した中国の全国人民代表大会(全人代)では、中国政府は強力な金融緩和とインフラ投資を軸に景気悪化への備えに本腰を入れている。他にも、中国への外資参入の拡大、貿易連携の推進など、米中貿易協議を意識した内容が目立っている。
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