職場のストレス・マネジメント術

定年後再雇用「マウンティングおじさん」どう対応?

舟木彩乃・心理カウンセラー
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 私は10年以上、会社勤めの社会人を中心に、心理的な苦痛の改善やキャリアに関するカウンセリングをしています。最近増えつつあるのが、定年退職後に再雇用されたものの、いつまでも「過去の肩書」にこだわる“おじさん”との関わり方についての相談です。

 今回は、20代前半の女性社員・山田さん(仮名)のケースをご紹介したいと思います。

 山田さんの会社には、定年退職になった社員を「シニアアドバイザー」として再雇用し、管理職候補の若手社員のアドバイス役になってもらう制度があります。「シニアアドバイザー」とはいっても、再雇用契約となるため平社員となり、給与も大幅減額となります。

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舟木彩乃

心理カウンセラー

 筑波大学大学院博士課程修了(ヒューマン・ケア科学博士)。カウンセラーとして8000人以上、コンサルタントとして100社を超える企業の相談に対応。一般企業の人事部などを経て、現在メンタルシンクタンク(筑波大学発ベンチャー企業)副社長。国家資格として公認心理師、精神保健福祉士、第1種衛生管理者、キャリアコンサルタントなど保有。著書に「『首尾一貫感覚』で心を強くする」(小学館新書)。