「学ぶこと働くこと」現代就活模様

コスタリカで生ごみ処理 2年休学した院生女子の奮闘

内山勢・毎日新聞キャンパる編集長
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コスタリカの国立大学の学生グループに高倉式コンポスト講習を行う日高夏希さん
コスタリカの国立大学の学生グループに高倉式コンポスト講習を行う日高夏希さん

国際的な活動を夢みた大学院生(下)

 東京大学大学院修士2年の日高夏希さん(27)は、25歳だった2016年夏、大学院を休学して青年海外協力隊員として中米コスタリカに赴任した。首都サンホセに隣接するアラフエラ県パルマレス市で、市役所に通う日々が始まった。

 日高さんの仕事は、人口3万8000人の同市で環境意識を高めることだ。日高さんは、市役所の食堂スペースに、生ごみを発酵・分解させ堆肥(たいひ)にする「高倉式」と呼ばれるコンポストを設置した。

 コンポストを設置して何日かたったある日、ふたを開けてギョッとした。一面小麦粉のように真っ白になって…

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内山勢

毎日新聞キャンパる編集長

1983年、毎日新聞社入社。山形支局を振り出しに、週刊「サンデー毎日」、大阪本社社会部、東京経済部各記者、週刊エコノミスト編集委員、BS11プロデューサーなどを経て、2010年4月から、毎日新聞夕刊で大学生が紙面を作る「キャンパる」の編集長。宇都宮大学と静岡大学で客員教授。