名家のルーツ

歌舞伎座など歴史的名建築を手がける清水建設の来歴

森岡浩・姓氏研究家
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第18回オリンピック東京大会開催間近に完成した国立代々木競技場(第1体育館、後方左)=1964(昭和39)年9月、本社ヘリから撮影
第18回オリンピック東京大会開催間近に完成した国立代々木競技場(第1体育館、後方左)=1964(昭和39)年9月、本社ヘリから撮影

 歌舞伎座(第4、第5期)、国立代々木競技場(第1体育館)、2010年に架け替えられた山陰線の余部橋梁(きょうりょう、兵庫県香美町)──芸能、スポーツ、鉄道と全く違うジャンルでいずれも日本を代表する三つの建造物だが、共通することがある。これらはすべて、スーパーゼネコンの清水建設が手がけたものだ。

 こうした巨大な建造物を造るようになったのは近代以降のことだが、清水建設のルーツは江戸時代後期までさかのぼる。

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森岡浩

姓氏研究家

1961年、高知県生まれ。早稲田大学在学中に独学で姓氏研究を始める。文献調査やフィールドワーク、統計を用いた実証的手法を用いる。2017年4月からNHK「人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!」に出演。著書、多数。