人生100年時代のライフ&マネー

家族に内緒の「高齢者ネット口座」がうずもれる危険

渡辺精一・経済プレミア編集部
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高齢者の資産管理(11)

 高齢者の資産管理で注意したいのが、インターネット上の金融資産の扱いだ。ネット専業の銀行、証券などは、通帳や書類なしで取引できるため、口座の存在を本人しか知らず、大切な財産がうずもれてしまう可能性がある。

ネット証券口座「4割以上」はシニアが保有

 ネット銀行やネット証券は、ほとんどの取引がネット上で完結されるため、同居する家族でもその存在に気づきにくい。ネット銀行は通帳がないことがほとんどだ。ネット証券でも取引報告書などが郵送されず、ネット上で閲覧する「電子交付サービス」も普及している。

 取引の手数料が安いことから、高齢者でもネット取引の活用は進んでいる。日本証券業協会によると、個人が…

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渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。