
「うんこミュージアム」という体験型の遊戯施設が3月15日、JR横浜駅直結のアミューズメントビル「アソビル」2階に登場した。「うんこを見て、触って、撮って、遊んで」をテーマにアトラクションが並び、子供たちの「うんこ」と叫ぶ声が交錯するとてもシュールな空間だった。一部始終を報告する。
「マイうんこ」がもらえる
1階の落ち着いた雰囲気の飲食街から2階ロビーに上がると、入場を待つ人の列ができていた。親子連れの姿が目立ったが、若者やカップルも多い。「うんこ型」にくりぬかれた受付カウンターまで進むと、入場制限をしているのが分かった。12人1組で順番に入るようだ。
中へ進むと六つの便器が置かれていて、案内役の女性に“便座に座ってきばる”よう促される。本当にきばるわけではないが、ここで恥ずかしがるとこの後もきっと楽しめない。意を決してきばり声を上げると、突如「ブリッ」という効果音が響く。排せつの瞬間を思わせる音のリアルさに思わず笑ってしまった。
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川村彰
経済プレミア編集部
1974年静岡県生まれ。広告記事等のフリーライターを経て、2015年4月、毎日新聞デジタルメディア局に配属。