マンション・住宅最前線

始発電車王国「八王子駅」はマンション購入の狙い目

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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JR八王子駅=2019年4月2日午前6時35分撮影
JR八王子駅=2019年4月2日午前6時35分撮影

 首都圏で「朝の通勤時間帯に始発電車を利用できる駅」の人気が以前より高まっている。そう感じたのは、10年ほど前の2010年くらいから。始発電車を利用できるなら、多少遠い駅でもかまわない、という考え方が広まった時期だ。

多少遠くても「余裕の通勤」

 たとえば、東京メトロ東西線で浦安駅よりも3駅下った妙典駅、西武池袋線で所沢駅よりも2駅下った小手指駅、JR東海道線で茅ケ崎駅よりも1駅下った平塚駅などが「始発電車を利用できる」と、人気を高めている。

 始発電車を利用すれば、座れる可能性が高い。座れなくても、混雑度の低いポジションでつり革と荷棚を確保…

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。