カリスマ転落

「現経営陣も失格」日産臨時株主総会で叱責の声相次ぐ

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弁護士事務所を出る日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告=2019年4月3日、渡部直樹撮影
弁護士事務所を出る日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告=2019年4月3日、渡部直樹撮影

 日産自動車は4月8日、東京都内のホテルで臨時株主総会を開き、特別背任容疑などで逮捕・起訴されたカルロス・ゴーン前会長を取締役から解任する議案など3議案が承認された。

 ゴーン前会長は昨年6月の定時株主総会で議長を務めたが、今回は西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)が議長席で開会を宣言した。冒頭、西川氏がゴーン前会長を巡る一連の事件の経過と概要を説明した。

 株主との質疑では、2003年からゴーン前会長の姉に不正なコンサルタント料が支払われていたとの日産の説明に対し、株主から「そんなに長く不正に気づかなかったのはなぜか」との質問が出た。西川氏は、「手口が極めて巧妙だった。03年といえば前会長が日産に来て4年目だが、その時期からこうした不正があった聞いてがくぜんとし、信じられなかった。想定を超えた不正だった」と答えた。

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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