人生に必要な「おカネの設計」

共働き向け「ペアローン」工夫次第で総支払額が大幅減

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
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 3歳の子供を育てる共働き夫婦のA介さん(33)とB子さん(34)は、4800万円のマンション購入を検討しています。自己資金から頭金800万円を出し、残りの4000万円をローンで借り入れる計画です。

 互いに会社員のA介さん夫婦の年収は、A介さんが510(手取り400)万円、B子さんが460(手取り360)万円です。どちらか一方だけでローンを組むのは難しいため、「ペアローン」を利用します。ペアローンはそれぞれが債務者となることで、より多額の借り入れができます。共働き世帯が増える中、利用者も増えています。

 ただ金融機関側から見れば、「夫(妻)だけの収入では貸し出せない金額を、夫婦で債務を分散すれば貸して…

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岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスベネフィット代表。NHK松山放送局を経て、フリーアナウンサーとして14年活動。その後会社員を経て2009年に独立。個人相談のほか、貯めると増やすの車座の会「C(貯蓄)リーグ」、良質なマネーの勉強会「サムライズ」主催。著書に「『保険でお金を増やす』はリスクがいっぱい」(日本経済新聞出版社)、「腹黒くないFPが教えるお金お授業」(三笠書房)などがある。