経済記者「一線リポート」

「トヨタ・ソフトバンク連合」が“移動”で目指す覇権

松本尚也・毎日新聞経済部記者
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記者会見で握手を交わすソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(左)とトヨタ自動車の豊田章男社長(右)=2018年10月4日、尾籠章裕撮影
記者会見で握手を交わすソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(左)とトヨタ自動車の豊田章男社長(右)=2018年10月4日、尾籠章裕撮影

 次世代の移動サービス「MaaS(マース)」の本格化に向け“日の丸連合”が結成された。

 トヨタ自動車とソフトバンクは共同出資で移動サービス会社、モネ・テクノロジーズを1月に設立した。そのモネ社が3月28日、MaaSに取り組む企業連合体「モネコンソーシアム」を発足させた。小売りや物流、不動産、金融など88社が名を連ね「移動革命」への取り組みを加速させる。

 モネ社の社長を務める宮川潤一・ソフトバンク副社長は「インターネットの世界でGAFA(グーグル、アッ…

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松本尚也

毎日新聞経済部記者

1989年大阪府生まれ。九州大学経済学部卒。2012年毎日新聞入社。水戸支局を経て17年から東京本社経済部。日銀、保険業界担当を経て、現在は自動車業界担当。共著に「AIが変えるお金の未来」(文春新書)。