「定年後」は間違いなくやってくる

趣味や副業を持つ社員が会社の“救世主”になる時代

編集部
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楠木新さん=2019年2月25日、川村彰撮影
楠木新さん=2019年2月25日、川村彰撮影

 働き方をテーマとした楠木新さんのインタビューは、企業不正に話が進む。不正が発覚したときに「企業風土が原因」と言われることが多いが、楠木さんはどう見ているのか。【聞き手は経済プレミア編集長、今沢真】

 ――企業の問題点の象徴が「不正」です。検査データの改ざんなどが続々と発覚しました。根っこには、働く人たちが同質的で、「間違っている」と声をあげられない日本企業、広く言えば社会の構造的な問題がありそうです。

 ◆楠木新さん 誰もが「改ざんは悪いことだ」と分かっている。しかし「これはやってはいけないことだ」と声を上げられない。個人の自立よりも、共通の場で仕事をすることに重点があることが一因です。人と人との結びつきが強すぎるのです。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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