週刊エコノミスト・トップストーリー

「ダイソン・アイリスオーヤマ」に学ぶ企業躍進の道

エコノミスト編集部
  • 文字
  • 印刷
米倉誠一郎さん
米倉誠一郎さん

米倉誠一郎・法政大教授に聞く

 新たな時代を迎えた日本の浮沈を握るのは何か。イノベーションに詳しい米倉誠一郎・法政大学教授に聞いた。週刊エコノミスト5月14日号の巻頭特集「令和の日本経済大予測」よりお届けする。

米国の時価総額上位企業は様変わり

 --平成を振り返って。

 ◆米倉誠一郎さん 日本の国内総生産(GDP)はこの20年間、ほとんど成長を遂げていない。1960年代から終身雇用を前提として比類ない成長を遂げたが、その成功体験に引っ張られ、企業は身を切るような改革ができなかった。米国ではシリコンバレーから新しい企業が続々と生まれてイノベーション(技術革新)を起こし、時価総額の上位企業の顔ぶれはこの20年でがらっと変わったが、日本はほぼ同じ。企業の新陳代謝が起きなかった。

 --この先、日本企業が直面する課題は何か。

この記事は有料記事です。

残り1763文字(全文2122文字)

エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。