
首都圏の新築マンションは毎年4万戸前後供給されている。これは25年前の約半数。その一方で、中古マンションの取引数は年々増加。この20年間でほぼ倍増し、首都圏で年約4万戸の中古マンションが取引されている。中古の取引が増えたことで、新築マンションの売り方に変化が生じている。それは「完成済み新築マンション」の注目度が上がってきたことだ。
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櫻井幸雄
住宅ジャーナリスト
1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。
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