経済記者「一線リポート」

欲しい人材は体育会系?銀行の変わらない企業体質

坂井隆之・毎日新聞経済部副部長(前ロンドン特派員)
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約60の地銀が参加するJコインペイに意気込むみずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長(左)と山田大介専務=東京都千代田区で2019年2月20日、古屋敷尚子撮影
約60の地銀が参加するJコインペイに意気込むみずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長(左)と山田大介専務=東京都千代田区で2019年2月20日、古屋敷尚子撮影

 銀行業界を取材していると、まだまだ「保守的な業界だな」と感じることが多い。近年は市場縮小への危機感から変革の必要性が叫ばれているものの、身についたリスク回避の姿勢はなかなか抜けないのが実情だ。巨大IT企業との競争も予想される中、どこまで大胆な意識改革をできるかが、生き残りの可否を決めると感じている。

 「やっぱり体育会系ですよ」。先日、ある大手銀行役員と雑談していて、思わず脱力してしまった。「これま…

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坂井隆之

毎日新聞経済部副部長(前ロンドン特派員)

1973年、京都市生まれ。広島大学大学院修了。98年毎日新聞社入社。千葉支局を経て、2003年から経済部で日銀、金融庁、財務省などを担当。12年~16年、欧州総局(ロンドン)特派員として、欧州、中東、ロシア、アフリカの経済ニュースをカバーした。共著に「AIが変えるお金の未来」(文春新書)など。