ニュースをウラ読み

資産寿命を延ばす?「投資」を国に指示される違和感

位川一郎・毎日新聞紙面審査委員
  • 文字
  • 印刷
 
 

 朝日新聞が5月23日朝刊1面トップに、「人生100年 蓄えは万全? 『資産寿命』国が世代別に指針」という記事を載せました。人生100年時代に向け、老後の蓄えを長く維持するための指針案を金融庁がまとめた、というニュースです。私もリタイアまでそう長くない年齢。面白そうだと思って読み始めましたが、しだいに「そんなことを国に言われる筋合いはない」と不快になってきました。

この記事は有料記事です。

残り1229文字(全文1412文字)

位川一郎

毎日新聞紙面審査委員

 1957年広島県生まれ。東京大経卒。81年埼玉新聞社入社。88年毎日新聞社入社。水戸支局、経済部、総合メディア事業局、地方部などを経て、2004~10年経済部編集委員。国土交通省、農水省、総務省などを担当し、ライブドア騒動、米国産牛肉の輸入再開、公共事業問題などを取材。13年から現職。