
株式市場の構造見直しの議論がいよいよ本格化する。金融庁は5月17日、「市場構造専門グループ」を新設し議論を始めた。第1回の議論から、すでにさまざまな論点が浮き彫りになった。
市場構造とは、東京証券取引所が設置している株式市場の1部、2部、新興市場のマザーズ、さらにジャスダックという区分けの見直しである。その論点の一つは、最優良企業が選ばれているとされる1部が、それにふさわしい状況にあるのかという問題だ。
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