人生に必要な「おカネの設計」

FP推薦の「外貨建て保険」33歳女性の“後悔”

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
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 会社員で独身のA子さん(33)は、自身の老後資金のために個人型確定拠出年金(iDeCo)などで資産運用をしようと考えました。年収は約300万円です。ただ、これまで投資をしたことがなく方法もよくわかりません。友人に相談し、紹介されたファイナンシャルプランナー(FP)を訪ねたところ、違う保険商品を契約し、後悔することになりました。

 A子さんがFPに相談すると、「自分で運用すると資産が減る可能性がありますが、保険なら元本保証があり安心です。万が一の死亡や障害などの保障にも備えながら老後資金をためられます」と言われ、ドル建ての終身保険と養老保険を勧められました。

 終身保険は、保険料の払込期間が27年で死亡保険金が10万ドル。養老保険は、払込期間が32年で、死亡保険金が2万ドル、満期保険金が5万1000ドルでした。保険料は合計月約209ドルで、日本円で約2万3000円(1ドル=110円で換算)。A子さんは、説明を受けたときはよい印象を持ち、契約しました。

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岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスべネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、中立的な立場で顧客の利益を最大限にするコンサルティングを実践し、講演や執筆活動も行っている。著書に「人生にお金はいくら必要か」(共著、東洋経済新報社)、「やってはいけない!老後の資産運用」(ビジネス社)などがある。