職場のトラブルどう防ぐ?

「ミス多発で横柄」試用期間の新人の採用を見送れるか

井寄奈美・特定社会保険労務士
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 A夫さん(45)は従業員数80人の製造会社の管理部門統括部長です。新卒採用したB輔さん(22)の試用期間が終わりますが、本採用するかどうか悩んでいます。

何度も指導したが改善されず

 会社は毎年4~6人を新卒採用しています。今春は事務職1人、現場作業員2人、営業2人が入社しました。B輔さんは営業です。新入社員は3カ月間の試用期間があります。座学の研修はなく、営業の新入社員は、まず先輩社員から内勤の業務を教わります。パソコンを使った受発注の業務や見積書の作成などです。

 B輔さんはパソコンの操作に慣れておらず、指導担当者がつきっきりで教えましたが、ミスが多発しました。…

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井寄奈美

特定社会保険労務士

大阪市出身。2015年、関西大学大学院法学研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学大学院法学研究科博士後期課程在籍中(専攻:労働法)。01年、社会保険労務士資格を取得。会計事務所勤務などを経て06年4月独立開業。井寄事務所(大阪市中央区)代表。著書に『トラブルにならない 小さな会社の女性社員を雇うルール』(日本実業出版社)など。http://www.sr-iyori.com/