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知ってますか?大災害「二重ローン」救済ガイドライン

渡辺精一・経済プレミア編集部
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住宅ローンを考える(7)

 過去の大規模災害では、自宅が倒壊した被災者が、住宅ローンを残したまま、新たなローンを抱える「二重ローン」が大きな問題になった。これを教訓にローンが残る被災者を救済する民間ガイドラインができ、3年前から運用されている。大災害に備えて知っておきたい。

阪神大震災では1万5000件にも

 住宅ローンを組めば、地震や津波、水害などで住宅を失ったとしても借金だけは残る。国の専門家委員会の調査では1995年の阪神大震災で住宅ローンを抱えたまま家を失ったケースが約1万5000件という推計がある。

 被災者にとって残ったローンは大きな負担だ。自宅再建のため、新たに住宅ローンを組めば、さらに重圧とな…

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渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。